Wisdom for Excellence
知識は、大いなる力となり、
全てを動かす力となります。
税を通してより良い国に。
いつの時代も、強⼤な国家は必ずと⾔ってよいほど優れた税制を具備しており、その衰退の背景にもいつも税⾦が絡んでいたと⾔われています。
国⺠から徴収した税をいかに効果的に投資するのか、国家の隆盛はつまるところ税⾦の徴収と分配にかかっていると⾔えます。
今、全世界が⾼度知識社会に向かっており、国境を越えた経済活動はその重要性をますます増しています。それに伴い国際税務も絶え間なく進化しており、OECDやG20をはじめ世界的に懸念されている国際的⼆重⾮課税問題等、新しい税務の課題が次々と浮かび上がってきています。
経済のグローバル化とともに、税制も進化する必要があります。パースペクティブをもって、租税法の最⾼峰である税務訴訟の専⾨家の⽴場から、住みやすい国の実現を⽬指します。
税⾦はどのように私たちの⽣活に関わっているでしょうか。
コンビニやスーパーで商品を購⼊すれば消費税、会社を経営すれば法⼈税、株式を譲渡すれば譲渡損益、家を買えば固定資産税、‧‧‧税の仕組みは、⾔うなれば、どのような社会を私たち納税者⾃⾝が実現したいか、それを条⽂の形で具現化したものです。
税⾦の仕組みは実によく考えられていて、その改定の歴史には、納税者と国税庁とのあくなきバトル、奥深い⼈間ドラマがあります。しかしだからこそ、まだまだ未熟で不⼗分な点があるのも事実です。税法もまた、⼈が創造したものですから、完璧はありえません。
税⾦は私たちの⽣活に直結しているため、経営者や起業家はもちろんのこと、⼀般の⽅にもっと税について知ってもらいたい。私たちの願いは、時として納得のいかない判⽰に疑問を呈する声が⼤きくなり、我が国の税法をより進化させる原動⼒となること。税法の進化を通じた、⽇本社会の発展です。これが私たちが当該事業を⾏う⽬的、パーパスです。